竹尾さんの論文がNeuronに掲載されました
竹尾助教の論文”GluD2- and Cbln1-mediated competitive interactions shape the dendritic arbors of cerebellar Purkinje cells”がNeuron誌に掲載されました。Stanford大学のLiqun Luo研に留学中の仕事です。おめでとうございました。
posted on 12/20/2020 2:49 PM
Keio University School of Medicine, Dept of Physiology |
Yuzaki Lab |
竹尾助教の論文”GluD2- and Cbln1-mediated competitive interactions shape the dendritic arbors of cerebellar Purkinje cells”がNeuron誌に掲載されました。Stanford大学のLiqun Luo研に留学中の仕事です。おめでとうございました。
posted on 12/20/2020 2:49 PM
朝日新聞DIGITALで、慶応大と朝日新聞の共同企画「この一枚 研究と人生」シリーズに取り上げていただきました。
私たちにとってはおなじみの細胞ですが、美しいですね。竹尾さんがartisticに撮影してくれました。
posted on 11/24/2020 7:39 PM
Rett症候群はMeCP2といういメチル化DNAに結合する核タンパク質の欠失や量の低下で起き、高率に自閉スペクトラム症を伴います。一方、MeCP2タンパク質の量が増加しても精神発達障害が起きることが知られています。しかし、MeCP2の量の多寡がいったいどのようにして精神発達障害をきたすのはこれまでよくわかっていませんでした。本研究ではMeCP2の量が神経細胞におけるクロマチンの三次元構造を制御することによって、さまざまな遺伝子発現を変化させる可能性をマウスモデルを用いて明確に示しました。この研究は石田講師が留学中にZogbhi研で行った研究を、帰国後にさらにまとめてこの度J Neurosci誌に論文化しました。
posted on 10/16/2020 8:52 PM
新たに”Principles of neurobiology 2nd edition”を読み始めます。
神経科学分野の第一線で活躍するLiqun Luo博士が、Stanford大学での20年間にわたる神経生物学の授業をもとに執筆した単著です。2020年9月に5年振りの改定版として第2版が出版されました。神経生物学に興味がある方、英語の勉強をしたい方、多数の参加をお待ちしております。
参加希望者は下記までご連絡ください。10月15日(木)18時に初回開催、説明予定です。
※不明点・質問などについても、下記までご連絡ください。
【場所】オンライン開催
【対象】神経生理学を学びたい方、英語の勉強をしたい方、輪読会に興味のある方。身分・職位は問いません。
慶應義塾大学医学部 生理学 (Ⅰ) 柚﨑研究室
塩﨑茉莉:mari.z6@keio.jp
posted on 09/29/2020 8:23 PM
台湾にて初めて結成されたTaiwan Society for Neuroscience(TSfN)の大会が9月11日から13日の間に、リアル会議とWeb会議のハイブリッドで開催されました。柚崎はPlenary Talkとして、「How to Build Synapses: New Mechanisms by Extracellular Scaffolding Proteins」について講演しました。あらかじめ録画しておいた動画での講演を会場で流した後に、リアルタイムで日本―台湾間をネットでつなぎ質疑応答が活発に行われました。
posted on 09/11/2020 11:21 AM
岡山においてリアル及びWebのハイブリッド大会として8月31日から9月2日に開催された第61回日本神経学会学術集会において、日本神経学会(脳神経内科の臨床系学会)と日本神経科学学会・日本神経化学会合同で「基礎ー臨床、学会横断シンポジウム:未来の疾患治療のために基礎科学に目を向けよう」を企画していただきました。柚崎は「基礎研究のすゝめ」と題した講演を行いました。
posted on 09/01/2020 11:13 AM
神経細胞間の情報伝達の場であるシナプスはシナプスオーガナイザーと呼ばれるタンパク質により形成され、記憶や運動などの精密な制御を担います。今回の研究で、私たちはシナプスオーガナイザータンパク質の構造に基づき、人工的なシナプスオーガナイザーを設計し、神経系の広範な領域で興奮性シナプスをつなぐことができる人工シナプスコネクターCPTXを開発しました。小脳失調、アルツハイマー病、脊髄損傷といったシナプスの破綻を原因とする疾患モデルマウスの原因領域にCPTXを投与すると、数日以内に減少したシナプスが回復し、病態を著しく改善させることを見出しました。この研究は人工シナプスコネクターの設計と疾患への応用に成功した世界初の成果となりました。人工シナプスコネクターの設計次第では様々種類の神経回路を制御できることが可能であり、基礎的な研究や将来の精神・神経疾患の治療応用へつながることが期待されます。サマリーはこちら。
本研究は日英独の国際共同研究であり、愛知医科大学の笹倉寛之博士、武内恒成教授、イギリスMRC分子生物研究所のElegheert博士、Aricescu教授、ドイツ神経変性疾患センターのSong博士、Dityatev教授らの研究グループとの成果になります。また本教室からは、鈴木邦道助教、松田恵子講師、掛川渉准教授、三浦会里子研究員、大塚信太朗助教、島田達也元医学部学生を中心とした、多くの研究者の貢献がありました。
プレスリリースはこちら。
イラストは水谷路(みずたに みち)さんに描いていただきました。
posted on 08/28/2020 10:29 AM
スクラップ&ビルドによる脳機能の動的制御」第5回班会議を初めてWeb上にて8月17日から19日にかけて開催しました。今年は柚崎研が班会議世話役を担当しました。初めてのオンライン開催でしたが、石川助教、山崎助教、須山助教、吉川・平山秘書などのチームが一丸となって無事に終了しました。
posted on 08/19/2020 5:10 PM
8月2日に市民公開パネルディスカッション「2050年の脳科学と社会」をZoom webinarを用いて行われました。日本神経科学学会の将来計画・アウトリーチ・産学連携推進委員会連携企画です。YouTubeにも同時配信されました。研究室からは石田講師がパネリストとして参加しました。
posted on 08/02/2020 5:03 PM
第43回日本神経科学大会(北澤大会長)は、コロナ禍を受けて初のWeb開催として7月29日から8月1日の間に行われました。研究室からは柚崎が特別講演とシンポジウム(創造的破壊による脳機能制御と病態の形成)演者として、松田恵子が日本ー中国神経科学学会合同シンポジウム演者として、石田がシンポジウムオーガナイザーと演者(病態モデルから学ぶ:発達障害理解への分野横断的アプローチ)として登壇しました。
posted on 08/01/2020 4:54 PM
名古屋大学(2月19日に医学部、20日に理学部)にて、柚崎が講演を行いました。演題は「はじめにシナプスありき―精神・神経疾患の基盤としてのシナプス改変機構」でした。
posted on 02/21/2020 2:11 AM
AMEDとMRCの協定に基づいて第3回UK-Japan Neuroscience SymposiumがEdinburghにて2月3日-5日に行われました。教室から石田が口演発表を行いました。柚崎はオーガナイザーとして参加しました。往路では、CambridgeにあるMRC Lab of Molecular Biology (LMB)を訪れ、共同研究打ち合わせを行いました。
posted on 02/06/2020 11:32 AM