第155回 BrainClubが行われました
第155回 BrainClubには、理研CBS シナプス可塑性・回路制御研究チームのThomas Chater先生をお招きしました(2/15(水) 16:00~17:30)。演題は「Towards a logic of homo- and heterosynaptic dynamics following plasticity」です。最近の研究から、ある特定のシナプスに可塑性誘導刺激が加わった際には近隣のシナプスにも可塑性が生じる「Heterosynaptic plasticity」と呼ばれる現象が見出されています。今回Chater先生には、海馬スライス培養と2光子顕微鏡を用いたスパイン形態観察やCa2+イメージングから分かってきた、Heterosynaptic plasticityを生じるスパイン間の相互作用についてご講演頂きました。シナプス間の時空間的な制御様式についても、未発表データも交えながら白熱した議論が行われました。講演後に柚﨑研メンバーと共に記念撮影@セミナー室(上写真)。中央が演者のChater先生です。怒涛のBrainClubラッシュでした。次回にも期待。(会見)
posted on 02/18/2023 7:58 PM