松田・掛川講師の論文がNeuron誌に掲載に!
松田信爾講師、掛川渉講師の論文がNeuron誌(2012年1月号)に掲載されました。筑波大学金保研との密接な共同研究の成果で、金保研から慶應に来ていた鵜木君(大学院生)、松田・掛川講師の3人が第一著者です。
記憶・学習の基礎過程として長期抑圧現象(LTD)がこれまでに深く研究されてきました。神経細胞の活動が一定期間高まると、シナプス後膜に存在するAMPA型グルタミン酸受容体が細胞内に取り込まれること(エンドサイトーシス)が、LTDの実体であると考えられています。この研究では、AMPA受容体のエンドサイトーシスがシナプス後膜における脂質の合成によって制御されていることを初めて解明しました。
鵜木君はこの論文で学位を取得し、筑波大学にて「優秀論文賞」を受賞しました。
12/22/2011 9:59 PM | What's New