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Welcome to Yuzaki Lab
    慶應義塾大学医学部柚崎研(神経生理学)では「神経活動や環境の変化が、どのようにして記憶・学習を引き起こし、どのように神経回路網そのものを変化させるのか」というテーマに沿って研究を行っています。詳しくはこちら
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LGI1は神経活動で軸索から分泌される

フランスのソルボンヌ大学Jaime de Juan-Sanzとの共著論文がCell Reportsに出版されました。LGI1はCbln1と同様に「細胞外足場タンパク質」に属するシナプス形成分子の一つです。この度、LGI1もCbln1と同様に神経活動に応じて分泌されてシナプス形成を促進し、かつグルタミン酸放出を抑制することが分かりました。面白いことにCbln1はtetanus toxin (TeNT)では阻害されず(VAMP1-3非依存)、Syntaxin-4とSNAP49に依存したSNAREによって分泌されます。これに対してLGI1の分泌はTeNTで部分的に阻害され、SNAP29には依存しないことから、別々のSNARE複合体によって放出されることがわかりました。柚﨑研は井端が開発したSNARE複合体の解析技術を提供しました。

05/10/2024 12:58 AM | What's New