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Welcome to Yuzaki Lab
  • 柚﨑研は慶應義塾大学 ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)に移動しました
  • 中枢神経系・末梢神経系・自律神経系・腸管神経系でのシナプス形成機構に焦点をあて、神経系と多臓器の連関機構やその破綻による病態の解明と治療法の開発を目指します
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Published in Nat Commun

私たちの脳では興奮性神経伝達はグルタミン酸によって担われており、とりわけAMPA型グルタミン酸受容体は速い神経伝達を伝える重要な受容体です。シナプス後部におけるAMPA受容体の数が長期的に変化することこそが、記憶の最も基礎的な過程と考えられています。これまでAMPA受容体の数の変化については、固定標本において抗体染色によって行うか、あるいは蛍光プローブをつけた外来性AMPA受容体を発現させることによって研究されてきました。本研究では、全く新しい化学ラベル化法を開発することによって、脳内における内因性AMPA受容体を可視化し、その変化を経時的に観察することに成功しました。本成果はJST CRESTの支援を受けて行われた京大浜地研と柚﨑研による共同研究の成果です。Nature Communicationに掲載されました。

04/08/2017 7:10 PM | What's New